Taisyou Roman Aoto
大正浪漫 あおと
お盆だからと言う訳ではないんですがゴーストのお話を少々。
ゴーストと言っても、GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊のゴーストです。
AIの進歩により、AIが人間の仕事を奪ってしまうのではないかとか、
AIが人間を凌駕して、人間を支配するんではないかと言う事が問われるようになりました。
まず、私達、ドールファンに取って、
1/6のフレームアームズ・ガールの豪雷ような子が実現出来るかと言うと、
幾つかの点で無理がありそうですね。
CPUとか素粒子型に出来たとしても、ドールヘッドには納まらないと言う点とか、
記憶部分の容量とバッテリーも小型化に無理がありそうです。
それでは人間ぐらいの大きさならどうかな?
と考えた時、今度はAIの根本的な問題に悩みそうです。
AIは人間との対戦でボードゲームでは無敵になってしまいましたが、
AI達は人間と違って曖昧(ファジー)な判断をするのが極めて苦手です。
人間はずる賢く嘘を付き、忖度をしたり浮気を誤魔化すアリバイを考えますが、
AIはそうした人間の脳のいい加減さが真似し辛いのです。
ですから、AIっ子はKYになりそうです。
正しい判断が中心のAIは想像力も苦手です。
人間は可愛い子やカッコいい男性がTVに出ると悶々し
妄想ドラマを心の中で展開しますが、AIは悶々しないでしょうね。
さて、最初の方に論を戻しまして、
CPUやメモリーに私達の心(ゴースト)をダビングした場合はどうでしょうね?
ボディの材質とかの問題を解消したら、極めて人間っぽくなるはずですが、
肉体を失い電気信号になった魂が、人間と呼べるかと言う疑問が出て来ます。
今、私達はゴースト・ヒューマンとAIヒューマンの分岐的にいるのかも知れません。
電脳化人間(ゴースト)が人間として認められた場合、
人類は一応の不老不死を手に入れた事になり、
電脳記憶をバックアップする事により、ボディの破損による死も越えられるはずです。
AIの方はファジー(曖昧)な判断を手に入れても、
タピオカの為に数時間並んだりしないでしょうね。
合理的ではないからです。
お人形の世界はやや変わっていて、うちの子です。
あおと君、お疲れ様でした。
orange pekoe (ペコ)
2019.8.14
http://orange-pekoe.blog.jp