Swan Aika
白鳥 あいか
7月14日のあいかもそうでしたが、
7月27日のヴィンス・ひめの・ゆうたも当日発売になりました。
こうした販売方法は熱中症で死者が出た場合どうするんでしょうね?
明らかな煽り売りだし、来ているかなりの人物が転売ヤーの気がします。
自分が企業主だったらやりたくない販売方法です。
と言うのも家訓として、顧客を痛めるなと言うものがあるからです。
お人形業界は競争相手が少ないので言い値で売る事が出来ます。
ダイソーのエリーちゃんは¥100-で販売しています。
キャンドゥなら、リンちゃん(ラブリン)です。
つまり、アゾンの原価は高くても数千円ではないでしょうか?
こうした原価問題は前にも何度か書きましたが、
有名な所では、化粧品の原価が異常に安いのが有名です。
哲学者のジャン・ボードリヤールは、
「消費社会の神話と構造」の中で、物の価値は消費社会において、
「商品に付与された記号」にあると言う風に考えています。
「記号」?となる訳なんですが、要はブランド品とかレア物とか限定で経済が回ると言う、
永久不滅の資本主義社会の回転のようです。
難しくなったので、分かりやすく説明するとこうです。
a.基本のころん
b.目にハートが入ったころん(付加価値)
c.髪の色の違う基本のころん
b.ツインテールのころん(付加価値)
e.服の可愛い基本のころん
f.服と髪色の違うころん(付加価値)
g.素体が新しくなった基本のころん
h.素体の大きさのためやや小さい服になったころん(付加価値)
(不滅の堂々巡り)(意味不明の価格上昇)
こうしてドール沼が展開されて行く訳ですが、
並んで買えは、消費者に負担が大きいので「要らない」と言う展開が置きます。
(ユーザー歴が長い人がリタイアするのは最悪の現象)
要らない人はさようならでいい所でしょうが、
ドール人口はやや減少している上に少子化が進んでいます。
ドール業界に低コスト会社が出来ると一気に均衡が崩れるでしょうね。
orange pekoe (ペコ)
2019.7.21
http://orange-pekoe.blog.jp