A small apprentice reporter Ravi
小さな見習い記者 ラヴィ
日本の文化は近年、色々と保守的なガラパゴス化が進んでいます。
例えば、世界の音楽の最前線はEDMなんですが、
日本ではまだエレキギターが主流だったりします。
只、楽譜を見ると日本の楽曲の方が遥かに複雑だったりします。
ガラパゴス化には二種類あって、
独自の進化をするものと、進化を止めたものです。
心配なのはアニメですね。
似たような内容のものばかりが売れてしまい、
売れないものは爆死と言って軽蔑されたりします。
売れるものばかり作っている内に進化が止まってしまいます。
ここで重要なのは独自の進化です。
鎖国をしていた日本は、琳派の日本画や浮世絵を進化させました。
浮世絵が印象派に与えた影響は有名ですが、
クリムトは尾形光琳の「紅白梅図屏風」に衝撃を受けています。
クリムトの「接吻」参照。
文化はガラパゴスでもいいんです。
独自の進化が出来るかどうかだけだと思っています。
独自性を持つ孤立のみ光り輝くものになり得るからです。
ラヴィ、お疲れ様でした
orange pekoe (ペコ)
2018.4.22