2015年12月04日
I'll return to home 3 Chiika
故郷に帰ろう
英文を日本語訳にすると、
ホームが故郷を示すみたいで、
そうした観点から家に付いて考えてみました。
昨日の原風景の話と合わせてなんですが、
大学時代、帰宅途中に教会があり、晩鐘を鳴らしていました。
冬にその鐘の音を聞いていると、
どうしようもなく寂しい気持ちになったものです。
こうした原体験が幾つも重なって人の感性を作るんでしょうね。
ドールのコーディネートとか見ると、
人の個性とはこんなにも違うものかと考えさせられます。
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peko
夢を見ていた
儚いような白い靄に包まれた
遠い記憶が紡ぎ出したもの
全て目覚めと共に消えて行く
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強い原体験は夢に出てようで、
何度も同じようなストーリーを見るのですが、
現実にはあり得ないものばかりで、
いい夢も悪い夢も数日で忘れてしまいます。
家の形は様々ですが、ドールも家族の一員だと思っています。
それぞれのドールファンにそれぞれの家庭があり、
喜びも苦しみも分かち合っている気がしています。
余談になりますが、川端康成の小説「雪国」の冒頭は、
「国境のトンネルを抜けると雪国であった」
実は、この文章、大問題を抱えています。
国境とは「くにざかい」なのか、「こっきょう」なのか、
同時に、主語のない文なので、英訳に困るそうです。
日本語は長くウラルアルタイ語族と考えられて来ましたが、
現在は日本語族と言う孤立言語として捕らえられています。
日本人のDNAも独自で尚且つ、古い民族のものです。
日本人の男性の三分の一が持っているD1b遺伝子は、
似た系統が、チベットぐらいにしかありません。
更にその源流が地中海沿岸らしいのだから不思議です。
すると、日本人の祖先はアラビア半島で生まれチベットを経由し日本へ。
本当かどうかは分かりませんが、変わった言語と遺伝子の国です。
ちいか、お疲れ様でした。
orange pekoe (ペコ)
2015.12.4